タオルソムリエ山本BLOG、第七弾のテーマは「タオル1本ですぐできるスキンケア」
株式会社中村 ドリームコットン研究所
タオルソムリエ 山本和弘です。
まだまだ暑い日が続いていますが、立秋を過ぎ暦の上では秋は始まっています。
朝晩には肌寒さを感じる日も少しずつ増えてきていよいよ秋が近づいております。
爽やかな空気の一方で、乾燥が気になる季節です。
夏の間の冷房による乾燥や紫外線のダメージによって傷んだ肌や秋のはじまりの気温の変化で肌の血流が悪くなり、肌色も沈んで見えがちです。
今回は今の時期におすすめの「タオル1本ですぐできるスキンケア」をご紹介します。
タオルを変えると肌が変わる?
生まれた時から直接肌に触れ、ずっと使うのがタオルです。タオルの心地良さ一つで、癒されたり安心したりと、毎日の暮らしには欠かせないアイテムです。
生まれたばかりの赤ちゃんの柔肌を守るためにタオルや衣服にと気を配りますが、それと同じように乾燥や紫外線で傷んだ肌や少しの刺激で炎症を起こしやすい敏感肌には、赤ちゃんと同じく、肌触りの良いタオルで肌を守り育てたいところです。
“摩擦レス”がうたわれているCMも良く見ます。「やさしく、いかに肌に負担をかけないか」が大切なテーマとなっていますが、みなさまの中にはガシガシとタオルで大事なお肌をこすっている方もいるのではと思います。
洗顔方法を気にしている方は多いのですが、仕上げも大切です。
ここを怠ると肌ダメージを悪化させるかも。
1. 正しい洗顔の仕上げとは、タオルでゴシゴシと拭かない・こすらない
肌に刺激・摩擦を与えないことが大切です。
タオルを顔にふわっと乗せるように優しく押さえ、不要な水分を取りましょう。
(水分の取りすぎは肌によくありませんのでご注意を。)
肌にとって大切なのがタオル選びです。
タオル選びはスキンケアでもあります。
スキンケアに最適なタオルとしての肌触りは品質や洗濯方法にもよりますが、洗濯回数が30~50回くらいで風合いが落ちてきて肌への負担になってきます。
肌に感じる心地良さが落ちてきたなと感じた時は、タオルを見直してみてはいかがでしょうか。
タオルが変わればきっとお肌も変わると信じて、スキンケアに良いタオルを選んでみてはいかがでしょうか。
2. ちょっと風合いの落ちてきたタオルの使い方をひとつご提案
「蒸しタオル」として使ってはいかがでしょう。
サロンやエステなどで蒸しタオルを顔に当てられたことがある方は多いと思います。
少し熱めなタオルが顔を覆ってジワっとした気持ち良さがありますね。
そんな蒸しタオルの簡単な作り方です。
蒸しタオルを使って肌を温めることで、血行を促進し、新陳代謝を活性化させることができます。
また、蒸気によって毛穴が開き、やわらかくしてくれるので、クレンジングやスキンケア化粧品の浸透にも良いことがあるかも。
3. 蒸しタオルの作り方
1.準備
フェイスタオルを水で濡らして絞り、 ジップ付きの保存袋やラップで包んで安全のために完全にふさがずに少しすき間を開けておきます。
(※完全に塞ぐと破裂することがあります)
2.電子レンジで温めます
(お使いの電子レンジの機種やタオルの生地・厚さによっても温める時間が変わるので、自分好みの熱さになるよう調節して下さい。)
レンジからタオルを取り出したら温めた直後の蒸しタオルはとても熱くなっています。
やけどに注意しながら触るようにしてください。
使ってみましょう
すぐに顔にはのせず、少し冷まして腕の内側などで温度を確かめて気持ちいいと感じる温度になったら、そっと顔にのせてください。
顔にのせる時間は30秒~1分程度で十分。
タオルが冷たくなると逆効果です。
他にもこんな使い方
他にもこんな蒸しタオルの使い方もあります。
蒸しタオルを折りたたみ、首の後ろにかけるようにのせます。
凝り固まった首や肩を温めることで、血流が良くなり首や肩のコリにも効果が期待できます。
同じように、蒸しタオルを折りたたみ、目元を覆うようにのせて目元を温めることで、血流を促進。
目の疲れや目元のクマの解消にも効果が期待できます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はタオル1本ですぐできるスキンケア」のお話でした。
夏の肌ダメージに是非お試しください。
みなさんに好みやライフスタイルに合ったタオルを見つけて頂ける様、タオルソムリエブログでは色々な情報を発信していきたいと思います。
ご質問がありましたら、今後ブログで回答していきますので、「お問い合わせ」ページから、タオルソムリエに質問とお書きの上、送信してください。
タオルソムリエ 山本BLOG、更新は不定期ですがvol.8もお楽しみに。